また余計なことを・・・

30代、どう楽しく緩やかに生きよう

女性蔑視はないという男性・女性

「女性蔑視はないよ」という人たちに伝える手だては

興味のない人、よく分からない人に伝えるというのはどうしたら可能になるんだろうか?

先日知り合ったとても頭の良い男性が、(私から積極的に話をしたわけではないのに言いたいことを言う前に全て分かってくれるような人)大学とかで世界の社会にについて学んでいれば女性が日本で差別をされていることは気が付けることだ、と言っていた。

その人の話を聞いて、本当にただ単に、多くの人は女性蔑視があるということを「知らない」、「気がついていない」ということなのだろうな、と感じた。

私がこの活動(#MeTooに関しての活動)を始めた当初、お酒でベロベロに酔っ払った時に強姦未遂にあったことのある友達が、「ゆみこのやってる活動に興味持てないよ、だって私には関係のないことだから」と言われたことを思い出した。

私は言いたかった。「あなた、強姦未遂にあってその彼女に自分が悪いことにされて縁を切っているじゃないの」と。
「あなた、娘がいるじゃないの」と。けれど言えなかった。今ならしっかり言葉にできるけどその時は私も何か言いたいけれどうまい言葉が見つけられなかったから。

私もそうだったように結び付けられないんだと思う。
そしてそれは知識がないからだと思う。学ぶ機会がなかったからなのだと思う。
だけど、知識がないから、学ぶ機会がなかったから、頭が悪いから、差別されても仕方ない、性犯罪にあっても仕方ないなわけがないのだけど。


それになかなか気づけない私たち。
辛い思いをしてしか気づけない私たち。


そうならないために発信をしてるのだけど、興味がなくて自分は無関係だと思ってるから話を聞かない。
だから、教育に取り込むしかないと思うのです。

差別をいけないことだと思わない人たち


ヘイト、差別を「考え方の違い」と言ってしまう。

差別する権利なんて誰にもないのに、なぜ自分はしてもおっけーと思ってしまうんだろ?
問題なのは差別してしまう心ではなくて、差別をしてもいいと肯定してしまうことだと思うのです。

とっても救いなのが、今いつも話を聞いてくれる仲の良い友達はそれをわかってくれる人たちだということ。


弱い立場にある人の辛さを分かってくれる人。弱い立場なことが決して悪いことでないということを分かってくれる人。


お母さんが働いてて、お父さんが自分の育児をして育って来た人。


人はみんな違う人間で、だけれど全人類が同じように尊重されなければいけないことを分かっている人。


いじめをする人がいじめられる側に理由を作り出して自分の「人をいじめることで自分を保つ」という弱さを認められないのってとても残念。

誰よりも弱いのはあなただよ。


そしてみんな弱いということ。弱いことを認められるということは強いということ。弱いことを認められない自分は強いと思っている人が本当の弱者だということ。

じゃあその本当の弱者にも分かるような教育を…