自己受容。自分を許すということ。
こんにちは。石川優実（@ishikawa_yumi）です。
ここ３年くらい、ずっと「自分」というものについて、そして「幸せ」というものについて向き合ってきたんです。
きっかけは恋愛だったんですけどね。笑
こんな恋愛だった＞＞こうすれば彼もあなたにドン引き☆片想いを実らせたくない人が絶対にした方がいい１０個の行動 - また余計なことを・・・
この恋愛は終わりましたが、自分と向き合うことは今後一生、死ぬまで続けていくことだなぁと感じています。というかそれまでしなさ過ぎました。
そんなこんなで辿り着いた一つの答え。それは「自己受容」です。
自分を許すということ。
自己受容。自分を許すということ。
幸せになるうえで（なるというか、幸せである）すごく大事なのは自己受容だと思うんです。自己受容っていうのは、自分を許すということ。ダメな自分を許してあげるということ。受け入れてあげるということ。
私は元々、本当に自分のことが好きではなくて。
グラビアをやり始めたのだって、「私可愛いでしょ」って気持ちなんてなくて、こういう仕事すれば可愛いと言ってもらえたりするのかしら、というのが始まりであったし。
人と楽しく喋るのが苦手な自分とか、グラビアを始めたはいいけれど全然売れない自分とか、何の才能もない自分とか、露出し過ぎて自分にとってみっともないグラビアの写真を撮られてしまったこととか、ギャンブルに依存してた自分とか、バイトでとろい自分とか、芝居が下手な自分とか、親の期待（なんて本当はないのだろうけど）に答えられない自分とか、そういうものをずっとずっと責め続けてきました。
で、責めて治ればいいんですけど、責めても責めても何にも変わらないんですよね。むしろ状況は悪化。
今思えば、責めてることにエネルギーを使ってしまって、状況をよくすることにまで力が回らなかったんじゃないかなと感じます。
で、さっき言ったみたいに恋をしたんですけど、自分に自信のない私はどうすれば好きになってもらえるのだろうって、必死でネットで検索。笑
そしたら、「自分を好きになれ」って書いてあるんですよ。どんなサイト見てもだいたいそんなこと書いてあるんです。
そこから私の私を許すための旅が始まりました。
心屋 仁之助 三笠書房 2014-04-25
自分を許す、という考えに至ったのはこちらの本がきっかけ。
先ほど書いたように、ネットに自分を好きになれって書いてあったから頑張ったんですよ。しかし、どうも上手くいかない。むしろなんか苦しいという時期が長く続きました。
自分と向き合い始めた頃に多くの人が陥る現象だと思うんですけど、
「無理やりポジティブになる」
みたいなことになったんですよ。
気分が悪くなることは無理やり考えないようにする、みたいな。
自分のことを好きになる、だったら、自分のことをいつものように責めてしまった時に
「責めちゃだめだ！良い風に考えなきゃ」
みたいな。
この「〇〇しなきゃ」がとても厄介。苦しいの。
けれどこの本を読んで、
何かに対してネガティブになることだって全然おっけー。
どんな感情だってどんなにだめな自分だって、全てにおっけーを出す。
その素晴らしさを体感しました。ふっと軽くなったような気がしました。
多分、自分に厳しかったというか、そういうと聞こえが良いけれど自分へのハードルが高過ぎたというか、自意識過剰というか、自分に期待し過ぎていたというか。
だけれどもちろん現実の私はこんなんなので、そのギャップで苦しくて苦しくて。
しかし自分を許したらいい意味で諦めがついたというか。
できなかったりだめな自分を許して受け入れてあげるように変わってきました。
そして更に、自分を許し始めて感じたのが、自分を許せれば、自分を受け入れられれば他人のことも許せて他人のことも受け入れられるからみんな幸せ。他人にムカついたりイラッとするポイントって、ただ単にそーゆー自分を許してないことだったりするんだよなー。
自分へのハードルが高いと他人へも同じように求めちゃって、イライラしがち。
けれどだめな自分を許せると、だめな他人も許せてしまう。から穏やかに過ごせる。
もちろん全て許せとは言ってないけど。
こうなってから私は、どんな人でも素晴らしい人なんだ、というのを昔から頭にはあったけど心から実感できました。
だから人類はみんな平等でなければいけないんだなと。
だから私は誰かにイラついたりなんだよ！と思ったら、結構そっから紐解いていくということをする、そうすると意外なところに辿り着いたりする。(自分がやりたいことを見つけたり)
それでも癖で自分を責めてしまう
そんな私でもやっぱり、今でも悩む自分を責めたりします。だいぶ知らないうちに。
自分でも自分のダメ出しをずーっとしてると疲れちゃうよね。
最近思ったこと気づいた時はぜんっぶメモに書くようにしてるんだけど(まさなおはぴおくんアドバイス、はぴお君とはこちらのすごい人)、凄まじい量の自分の悪口。一見他人への不満も全て自分の悪口だったり。
けれどまずは、自分が何を考えているのかちゃんと把握すること。
メモにすることによって私はそれを改めて、「あ、私自分のことこう思ってたんだ」と実感しました。すごくおすすめ。
そうして気付いたら別にもうどうしてあげなくても良い。
ただただそうなんだ。それで終わり。この辺は最近流行っているマインドフルネスや瞑想にも通ずるところなんじゃないかなと。
ただ感じて、そのまま。どうこうしようとしない。それだけ。
お金が稼げなくても、顔が可愛くなくても、なかなか痩せなくても顔がむくみがちでも、気の利いたことを言えなくてもなかなか行動に移せなくても、綺麗事ばっか言っていても、何かをやり遂げたことがなくても部屋が汚くてもお酒がやめられなくても、いつも寂しくても何だか満たされないなって思ってても恋愛脳な自分でも、かまってちゃんで人からの批判にすぐに落ち込む自分も、要領が悪い自分も許してあげたい。な。
