お金を稼ぐこと=悪という風潮について思う
お金が欲しいことを前面に出すと批判されることが少なくないんですよね。
特に私の活動みたいな#MeTooに関することって、余計そう言われます。
「人を助けることなのに、お金を取るんですか?」とか。
そういう人たちは、私に「無償で活動をしていろんな人を救え」と言っているように思えます。そしてそれに対して私はとっても違和感を覚えます。
お金を稼ぐ=悪?
それって、どこかオリンピックのボランティアだったり、逃げ恥みくりさんの「やりがい搾取」と似てる気がするんです。あとは芸能事務所が仕事をし始めて業界のことをまだ知らないような子に対して「お金の話をするなんてやる気があるのか!」というアレも。
根本に、お金を稼ぐこと=悪というイメージがあるのではないかと思う。
そして、苦労する・自分を犠牲にする=素晴らしいというイメージも同時にあるんんじゃないかな。
それは最近ツイッターで見かけた、無痛分娩の話題にも通づるところがあるのかなと。
友人が妊娠中で、無痛分娩の相談を受けた。「いいんじゃない」と共感したら、突然泣き出してびっくり。「子どもはお腹を痛めて産むもんだってみんなに責められ続けて辛かった。」と。こういう呪いは本当に害悪。お腹を痛めなくても父親は自分の子どもを大切にできますよ。母親も一緒でしょ。
— K (@ktobitate) 2018年11月25日
これです。なぜ人は人に痛い思いをさせたがるのでしょうか・・・
母子ともに健康であることが一番であって、しなくていい痛みなら味わわなくてよいじゃないですか。
そんなに辛い思い、させたいんですかね・・・と感じました。
私はお金が欲しい
私は、お金を稼ぎたい。なぜならば、まず一番に自分の生活があるから。
いつも、現状は生活がギリギリできていない。親から未だにお金を借りてしまうこともある。情けないけれど。
だけれど引き続き#metooに関する活動はしたいから、やはり生活ができるくらいの収入は欲しいものです。
そして、自分の生活に余裕ができればもっと今の活動にも力が入れられるから。
これはちょっとお金がないからできないな・・・とか、この日のイベント出演したいけど生活費が足りないからバイト入れなきゃな・・・断ろう。という判断をしなくても済むようになるから。
そしてもちろん自分が気に入ったところに住みたいし、趣味にだってお金を使いたいし、自分の能力を向上させるようなことにお金を使いたいし、美味しいご飯をたまに食べたいし!
もちろん詐欺をするとか、対価以上のお金をもらうとかは違うと思います。
だけれど基本的に私はビジネス=人助けなんだと思います。
誰かができないけれどして欲しいことをする。
私の場合は#MeTooの活動。したくてもできない人がいるし、多くないかもしれないけど、少しでも救われた人はいると思うんです。そのようなメッセージをいただきます。
それをお金を求めずにやれよって、違うんじゃないか?と感じます。
というか私になぜそんな無償の愛みたいなものを求められなきゃいけないんだろうと笑
私は神様じゃなくて、お金がないとご飯が食べられなくて死んでしまう人間なのになぁ。
そしてこれは、ギャラが出ない仕事はしません!ではないんですよね。
ギャラが出ないようなボランティアの仕事だったとしても、受けたい有意義なみんなのためになるような仕事も時にはあります。私自身が価値を感じられるようなイベントとか。そういうものもいつでも受けれるように、普段からたくさん稼げていれば良いんじゃないかと思います。
お金を稼ぐこと=悪という風潮について思う・まとめ
もちろん、これはボランティアをしている人を悪く言いたいわけではありません。
無償で行うことに負担がなく、楽しくやれる人はやれば良いと思います。
だけれどそれは、決して他人が決めることではないと思うのです。
人は人を助けた分、人に何かを与えた分お金を受け取って良いのだと思います。
それは自分がやりたいことであって欲しいと思います。
自己犠牲じゃない、自分がやりたいことで人に与えたり人を助けたりできること。
それが仕事なのではないでしょうか。
こちらの本にもこれに通ずることが書いてあります。
>>幸せなお金持ちになる方法!オススメ本「ユダヤ人大富豪の教え」 - また余計なことを・・・
私は#metooのこと、性暴力・セクハラ・ジェンダー・男女平等問題などについて勉強したり討論をすることがすごく好きです。
それで人を助けることができたらさらに嬉しいです。
なのでそれでお金を稼げるように頑張っていきたいなと思います。
そして誰もがお金のことで困らずに安心して生活ができるような世界を、難しいかもしれないけれど目指したいと思います。
電車内で赤ちゃんをあやさない親がムカつく
先日、飲み屋さんで言い合いになってしまいました。
「電車内で赤ちゃんが泣いているのに放置する親にムカついた」
という人がいたから。
ここでいう赤ちゃんというのは、まだ歩いたり喋ったりできない乳幼児のことを指します。
私は今まで子育てをしたことがありませんが、
「乳幼児というのは泣くものだ。そしてそれは必ずしも親がコントロールできるようなことではない」
という認識を持っていました。
「泣いている赤ちゃんは悪くないし、その親だって悪くない」
というのが私の思うところです。
で、最初に書いた言葉を言われた時に私は、
「赤ちゃんはあやせば必ず泣き止むものではなくて、むしろ放置した方が早く泣き止むという子だっているかもしれない。あえて放置していた可能性だってある」
と反論したところ、
「公共の場なんだからあやす振りでもしろ」
とか
「イヤホンと音漏れは注意しますよね?赤ちゃんと泣き声だって同じだ」
と言われたのでした。
私が思うのは、「公共の場なんだからあやす振りでもしろ」というのは、イコール
「赤ちゃんが泣きやまないのは知っています。けれど自分はそれにすごく苛立っています。なんだから、自分のこの苛立ちを少なくするために本当はしなくてもいい、むしろしない方が良いかもしれないあやすという行動をあえてとってこっちの機嫌を取れよ」
という、泣いている赤ちゃんよりももっともっと赤ちゃんな大人が持つ意見なのかな?と感じてしまいます。
私は、赤ちゃんを連れているお母さんに「子どもが泣くのは当たり前でしょ、周りが我慢しなさい」という態度を取ることを推奨しているわけではありません。
だけれど、お母さんに周りの気分を悪くさせないためのポーズをそこまで求める社会って、どうなんだろう?という気持ちです。
だって赤ちゃんもお母さんも、悪いことって一切していないはずです。
赤ちゃんだから泣く、という当たり前のことをしているだけなのです。
なぜ電車内で赤ちゃんをあやさない親がムカつくのだろうか?
ではなぜ、電車内で赤ちゃんをあやさない親がムカつくのでしょうか?
赤ちゃんが泣くのは当たり前ということを理解していない
みんな枕詞のように、「赤ちゃんが泣くのは当たり前だけど」「赤ちゃんが泣いているのに責任はないけれど」と言います。
だけれど、それ本当に理解していますか?と思うんです。
理解していたら、イヤホンの音漏れと赤ちゃんの泣き声を同じカテゴリーの迷惑行為に入れないと思うんです。
本当に赤ちゃんが泣くのは当たり前で、赤ちゃんが泣いているのに責任がないと心から思っていたら、そんな当たり前のことにムカつく自分のために母親は態度で示せよ、という心境になるのかな?と。
赤ちゃんが泣くのは母親のしつけができていないからだと思っていませんか?
本当にそうでしょうか?
お母さんの努力で赤ちゃんが泣かないのならば、日本中の赤ちゃんから泣き声が消えるのではないでしょうか?
年配の方は言いました。
「子どもが泣くのは今の母親が甘いからだ。泣き止ませられないなら電車を降りるべきだ。自分の時はそうした。」と。
昔は母親のしつけにより赤ちゃんは泣かなかったのでしょうか?
もしそうならば、その方法を今のお母さんたちにも教えてあげれば良いのに。
道端(みんなが使う道など)で犬が吠えている時、飼い主に「せめてあやしてる振りだけでもしろよ、こっちの気分は悪いんだから」と言った人に私は会ったことがありません。
それは「犬は吠えるもので、言ったところで確実に伝わるわけではない」からということをみんなが理解しているからなのではないでしょうか?
人生って、上手くいかないことが沢山あります。なんとかしようとしてもなんとかならないことが沢山あります。だけれど、なんともならないことにムカついたとして、誰かのせいにすることがどれだけ未熟なことか、わかりますよね。
赤ちゃんがいる親(特に母親)を下に見ている
様々な意見があるかと思いますが、基本的にこういう意識があるのではないかと思います。
私はこの話を聞いた時に、障がい者の方にも「もっと申し訳なさそうな態度をしろよ」みたいな言葉を投げかけている人のことを思い出しました。
とても近いものがあるんじゃないかと思います。
障がいがある人も、泣くのが当たり前な赤ちゃんも、確かに他人に迷惑をかけることはあるかもしれません。(周りが助けたり、泣き声を我慢したりなど)だけれど、それらは仕方のないこと。自然現象なわけです。本人たちは何も悪いことをしていないわけです。その人たちが申し訳なさそうに態度に出さなきゃいけない理由って、なんなのでしょうか?
そう思うのって、相手を下に見ているからだと思うんです。
本当に対等だと思っていたら、障がい者の方も健常者の方も赤ちゃん連れのお母さんも公共の場を使う権利があるわけで、その中で起こるどうしようもない自然現象やハンデは周りが助け、同じように公共の場を使えるようにしてあげるものだと思うんです。
心の奥底に、障がい者の方や赤ちゃん連れのお母さんに対して「お前らは自分たちと違って世間に迷惑をかけている人間なんだから、態度くらいは申し訳なくしていろよ」という気持ちがないでしょうか?
障がい者の方や赤ちゃん連れのお母さんよりも、自分の方が優れていると思ってはいないでしょうか?
電車内で赤ちゃんをあやさない親がムカつく・まとめ
繰り返しますが、私はお母さんに偉そうな態度を取ることを勧めているわけでは決してありません。
だけれど、「周りに迷惑だから気分を悪くさせないためにあやしている振りをしろ」というのは周りが言うことではなくて、お母さん本人が考え、選択するならばする、しないならしないことだと思います。
泣き声を迷惑だと思うことを悪だとは思っていません。
しかし赤ちゃんが泣き止むかどうかよりも、周りの人に「お母さんは赤ちゃんを泣き止ませるために頑張っている」と思わせるような行動を優先させなきゃいけないような風潮に疑問を感じたので、自分の意見をまとめてみました。
そしてその根本には、「母親は苦労しろ」とみたいな気持ちがあるのではないかと思うのです。
食洗機や家事を楽にしてくれるものを使う主婦に文句を言う人たちとちょっと似てるかなと。
私は、どんどん楽をしてほしい。苦労することが正しいというこの価値観はもう変わっていかなければいけないと思う。苦労する、楽をするよりもどうしたら子どもにとって本当に良い選択なのか。お母さんが楽をすることは子育てをする気持ちにも余裕ができ、その他夫婦関係など色んなことが円滑に円満に回っていく秘訣だと思うから。
電車内で苦労している母親を見て(母親に苦労している振りをさせて)満足する方達は、一度そこに何を求めているのか、自分を見つめ直しても良いんじゃないかと思いました。
そして最後にありがちな言葉ですが、人間誰でも赤ちゃんから始まります。
その時、自分が親にあやされていたら必ず泣き止んでいたのでしょうか?
私は覚えていませんが、当時の私に泣くことを止めることが簡単にできなかったことは想像できます。
覚えていないのは当たり前ですが、想像できると思うのです。
そうすれば、少しずつ変わっていけるのかな、と思います。
人生をよりゆたかに。シンプルリストを作ってみよう。
私が自分と向き合うきっかけとなった一冊。
ドミニック・ローホー 「ゆたかな人生が始まる シンプルリスト」
という本があります。
この本は、読むというよりも自分が書く本です。
何を書くのか?
様々な「リスト」です。
シンプルリストとは?
ドミニック・ローホーは本の中でこう言っています。
リストは心を導く道具
リストは暮らしをコントロールし、時間を節約し、ど忘れや勘違い、それにストレスと防いでくれます。そのうえ、人生に役に立つ大切なものなのです。ゆたかな人生が始まるシンプルリストより
様々なジャンルのリストを作ります。
例えば、
- 自分がもう二度としたくないことリスト
- これが私!というものが見つかるリスト
- かけがえのない瞬間リスト
- 人生の方針を定めるためのリスト
- 死について考えるリスト
ETC...
シンプルリストを作るメリット
様々なジャンルのリストを作ることによって、自分が明確に見えてきます。
自分は何が好きなのか、何が嫌いなのか。
何に喜びを感じ、何に不安を感じるのか。
何をしている時が幸せで、何をしている時が不快なのか。
自分の理想としている生活はどんなものなのか。
どんな毎日を送りたいのか。
いつも頭によぎる不安なことはなんなのか。
これを文字にすることによって、シンプルに明確になります。
すると、生きていくうえで何かを選択する時にそれに沿った選択をすることができるようになります。
自分が選ぶべきものが分かる。
自分が何を選べば幸せであれるのかが分かる。
いっけん当たり前のことかもしれませんが、実は自分のことを自分が分かっていないということはよくあること。
思いや考えを頭の中だけにとどまらせずに、文字にして確認するということはとても有効な作業なのです。
シンプルリストを作るコツ
何に書く?
書くものは、ノート・手帳・パソコンがオススメです。
私はノート一冊をリスト用に使っています。
リストは気が付いた時にいつでも書き込みたいので、リング式のものが良いかもしれません。
特に手書きということにこだわりがなければ、パソコンも管理しやすいかと思います。
インスタでもたくさんの方がノートや手帳にまとめていました。
何から始める?
本を読んでみて、自分が一番興味があるなと思ったものから作っていけば良いと思います。
私は「かけがえのない瞬間リスト」から始めました。
- 部屋でこうやってノートに向かっている瞬間
- 部屋でハーブティーを入れて飲んでいる時
- 部屋でお花を飾る時
- お布団でゴロゴロ
- 秋の晴れた朝の外の空気
- カフェで自分の思いを文章にしている時
- 川を見ながら公園を散歩している時
- メロウな洋楽を聴いている時
- 喫茶店でモーニングを楽しんでいる時
- 夕焼けのグラデーションを見れる時
- 月を見る時
- 露天風呂
いくらでも出てきそうなリストから始めると良いかと思います。
とにかくまず作り始めてみる!ということが大切です。
作っていくうちに、「どのようにノートの構成しようかな?」
「こうやったら見やすくなるかも」「このリストとこのリストを見比べれるようにするとわかりやすいかも」
などの気持ちが自分の中で出てくるかもしれません。
早速シンプルリストを作ってみよう
自分と向き合う時間を取るということは、最高の贅沢です。
でも、誰にでも今すぐにできることです。
自分にもっと興味を持ってあげませんか?
何よりも、自分の好きなものを書きだしたり考えている時間自体がとても幸せな時間です。心があったかくなり、ハッピーな気持ちになれます。
逆に本当は自分にはもう必要ないものが浮き彫りになり、手放すきっかけにもなります。
人生はあっという間に過ぎてしまいます。
やりたくないこと、本当は望んでいないことに時間を使うのをやめ、シンプルに自分の望むことを実行するために・・・
ぜひ皆さんも、シンプルだけどとても深い深い魅力的なこの自分だけのリストを作ってみてください。
依存すれば死にたくならない
ブログを始めて、そろそろ一年が経つ。
ブログというのはこのはてなブログであって、18歳の頃からブログ自体はしているのでブログ歴だけで言えば14年くらいだ。
これがいっちばんはじめの、今思えば本当に子どもだった頃のブログ。顔とかひどい。書いてることもだいたいひどい。
そしてアメブロは途中からオフィシャルに。
ありがたいですよね。オフィシャルになる前に「アダルトな方は・・・」と言われた経験もあります。なんとかなったけど。
ブログで稼ぐことができるのかも?と思った。
意外と自分は14年も文章を書くということを続けて来ていたのだった。
それは自分の今までの活動の中で、全く意識をしたことがなかった。
文章を書く仕事をしたことは一度もなかった。
文章を書いてお金をもらうなんて、14年間一度もなかった。
私は肌を出すしか能がないと思っていた。
そうしないと価値がないと信じていた。
しかしむしろ出しても出しても、みじめになるだけだった。自分を嫌いになるだけだった。
何がきっかけで新しくはてなブログを立ち上げたんだっけ?
アメブロはあんまり自由がないからとか、広告収入をもらえないからとか色々な理由。
けどなんか、グラビアアイドルとしての枠じゃなんにも伝わらないような気がして。しかもアメブロは少しでも性的なことを書くと消されたりするし。
そんなこんなで始めたこのはてなブログとワードプレスのエロいブログ。
やり始めたら楽しかった。
オフィシャルでもなんでもないし、もう自分のやりたいようにやろうと思った。
谷間のある写メをたくさん載せなきゃとか、顔写真を載せなきゃとか、そう言ったストレスがなくなった。
ネットで新しくブログを始めるにあたってのアドバイスに書いてある言葉はだいたい、
「ブログをやるにあたってストレスを溜めるな」
「過去の自分に教えてあげたいことを書け」
的なことだ。
だからもう、書きたくない日は書いてないし、男の人に媚びるものは何一つ出していない。
それはとてつもなくストレスフリーな毎日。
で、思ったことが。
先ほど言った「過去の自分に教えてあげたいことを書け」。
これは今でも変わらないんだけど、逆に未来の自分から過去の自分を見ることでもとても救われることが多いことに気がついた。
私は頭が悪いから、同じことを何度も繰り返してしまう。
例えばこのブログ。
これを書いた時はお酒を我慢できても、すぐに戻ってしまうのだ。
元どおりのアル中。
だから見返す。
寂しさが何か分からないってことすらもう忘れて、寂しさを怖がっている今日。
なんのための学びやったんや!と心から思う。
ただ、そんなもんなのかなとも。
死ぬほど衝撃的な出来事以外はないもんとおんなじくらいなのかしらと。
ただ、今思うのは、過去の自分も未来の自分も私は救いたい。
アル中気味の祖母を見て思ったのだ。
私と全く一緒じゃないかと思って、考えたのだ。
朝から隠して持っていたビールを飲んでいた祖母。
彼女は「寂しい」「口下手だから」「話すの緊張する」と言っていた。
ちなみに祖母はずーっと喋っているしウケるし、飲み屋さんのママもしていたし芸能人がよく来るような飲食店を経営していた。とても口下手とは思えない。
けれど本当の彼女はそうなのかもしれない。
そうじゃなくても、彼女本人がきっとそう思っている。
おばあちゃんに自分を重ねた。「寂しい」「口下手だから」「緊張する」は、私がお酒を飲む理由と全く一緒なのだ。
確実に私にはこの人の血が流れている。そう感じた。
そう思うと、なんとかしてあげられるかもしれないと思った。
おばあちゃんをなんとかしたら、自分もなんとかなるかもしれないから。
おばあちゃんだって飲んでいることにとても罪悪感を感じている。本人が一番自分を責めていると思う。
そこに外部が責めたところでなんの解決にもならない。
とにかく責めれば責めるほど、おばあちゃんはやめられなくなる。
彼女を救えるのはきっと、「今のままのおばあちゃんで大丈夫だよ」と伝えること、あとは「寂しくても死なないよ」と伝えるか、寂しくないようにそばにいてあげるか、なのかなぁ。
相変わらず寂しいへの対処法は全然分からない。
18時以降の過ごし方が全くわからない。軽い恐怖ですらある。
だからお酒を飲む。時間が早く過ぎる。今日が終わる。明日が始まる
死にたい、というよりは生きていてもすることがない、みたいな感じかもしれない。
一人で寝るかお酒を飲む以外の過ごし方が見つからないのだ。
けれど、お酒があってくれてよかったと思う。
以前依存症の病院の先生が教えてくれた。依存するものがなければ自殺してしまうと。
私はお酒に依存できなかったら、死ぬことを本格的に考えたかもしれない。
だから、それを考えたら今生きているだけ全然マシなのかもしれない。
むしろお酒が生かしてくれたくらいなのかもしれない。
人間は、みんな何かしらに依存しているのかもしれない。
それがアルコールやタバコや異性だと非難されることもあり日常生活にも支障をきたすこともある。
それが痴漢や薬物になると犯罪になる。
それが仕事や趣味だと普通の人扱いな気がする。
何に依存しててもいいのだと思う。それは自分が生きようと思えるための、大切な依存だったのかもしれないのだから。
死ななくて済んだのは、それに依存したからなのかもしれないのだから。
女子旅!沖縄旅行オススメ観光スポット・お土産
こんにちは!先日、3泊4日沖縄旅行に行ってきました。
私は祖母やいとこが那覇市に在住なので、自分ではあまり計画を立てずにむこうにお任せしていろんなところに連れて行ってもらいました。
現地の人が実際に住んでいてオススメするところやもの、観光客として行っている人から仕入れた情報、色々とまとめたいと思います。
これから沖縄に行く人はぜひ参考にしていただけたらと幸いです!
目次
沖縄旅行にオススメの航空会社・購入サイト
実は私、プライベートで沖縄旅行に行くのは初めてだったんです。(仕事では3回ほどありますが)
理由はやはり航空券が高いから。家族でも揃ってなかなか行けずにいたんですよね。
するとなんとなんと・・・
今回は往復で約2万円で東京から那覇まで行くことができました!
いやー本当に飛行機安い時代になりましたよね・・・
初めてLCCを利用しました。ジェットスターとバニラエア。
こちらのサイトで航空会社の比較ができます。
>>ネットで安い航空券探すなら!エアトリ (公式サイトに飛びます)
日にちを決めて検索すると、色々な航空会社のその日の飛行機の料金と時間一覧がが出てくるのでとっても便利です。
注意してもらいたいのが、LCCだと荷物を預けるのに別途手数料がかかることがあります。今回は行きのジェットスターは無料でしたが、帰りのバニラエアは手数料4000円もかかってしまいました泣
この手数料も、空港で払うより事前に予約して払ってしまった方が安いみたいなので確実に預ける方はあらかじめ払っておくことをオススメします。
それ以外はなんの問題もなく、快適に空の旅を過ごすことができました♪
那覇空港ではLCCは専用のターミナルが別にあり、お土産売り場も非常に少ないのでそれが少し残念ではありましたが・・・
とにかく下手に新幹線を使う旅行よりも全然安いのでとってもオススメです!
沖縄旅行にオススメのホテル
今回私は、一泊だけ外泊をして他は親戚の家で泊まったのですが、沖縄は観光地なので泊まる場所はたくさんあります。
私はホテルにはこだわらず、とにかく立地と値段の安さと清潔さを求めたのでこちらに一泊しました。
こちら、二段ベットのどちらかを一人で使えるタイプのお部屋がとてもオススメです。友達同士で泊まれるようなお部屋もあります。
各部屋にお風呂やトイレはありませんが、シャワールームもいくつかあって人と被って待たなきゃいけないということはそうそう起きませんし、とにかくとても清潔です。
何と言っても国際通りにあるのが最高!酔っ払っても全然大丈夫!
私はこの日飛び込みで行ったのですが4000円で一泊できました。
宿泊者全員に朝食のサービスもあります。
泊まるところにこだわりのない方には大変オススメです。
ホテルは高級なところがいい!などという方はぜひこちらのサイトで探してみてください。
>>編集部厳選のホテル・宿の予約ならオズモール (公式サイトに飛びます)
こちらはオズモール限定のプランなどがあり、普通に予約するよりもお得な場合もありますので一度チェックをしてみてください。女性に特にオススメです。
>>高級宿泊施設の予約ならRelux(公式サイトに飛びます)
高級感を求めるならばこちらのサイトが最適!
沖縄旅行オススメ観光スポット
ここからは実際に私が足を運んだ観光スポットです。
オススメ観光スポット・那覇近辺
国際通り
定番中の定番!那覇といえば国際通りです。
たくさんのお土産やさんが並んでいる地域最大級のショッピングスポットです。
お土産を買うんだったらここが一番便利かなーと思います。
荷物が邪魔だって人は、中ほどにある那覇観光案内所で500円で預かってもらえます。
叔母さんいわく、「ガヤガヤしてるから地元の人はあんまり行かないかも・・・」だそう。笑
けれどいとこは国際通りに飲みに行くこともよくあるんだそうです。
壺屋やちむん通り
国際通りから少し入ったところにやちむん通りはあります。
やちむんとは、沖縄の方言で焼き物のこと。
たくさんの焼き物屋さんが並んでいます。
シーサーや器がとっても可愛かったです。
中には体験ができるようなお店もあるそう。
国際通りのように派手な感じではありませんでしたが、焼き物が好きな方はぜひ行ってみてほしいです。
港川ステイツサイドタウン
こちらは那覇でなくお隣の浦添市ですが、車ですぐです。
とにかくインスタ映えしそうな可愛い地域!
元々は米軍基地の外国人さんのために作られた住宅街だそう。
今は住んでいる人は少なくなり、その代わり雑貨屋さんや飲食店などが入っているそう。
人気の観光スポットらしく、叔母さんが「お昼過ぎると混んでくるから・・・」と、朝の10時くらいに連れて行ってくれたのですがほとんどの店舗が11時オープンだったのでお店には入れませんでした。笑
しかし雰囲気抜群でかなり楽しめました!タルト屋さんや沖縄そば屋さん、コーヒー屋さんなど様々なお店がありました。
今度はちゃんと営業時間内に行ってみたいと思います。笑
首里城
こちらも定番中の定番ですね!昔の沖縄の王様が住んでいたお城です。
今回は工事中だったのがちょっぴり残念でしたが、とっても広くてびっくりしました!
沖縄はとにかく中国の文化とそっくりです。
日本の他の県にあるお城とは全く違って、とても可愛かったです。
私は10月31日に行ったのですが、この時期は毎年首里城祭が開催されているそうで、公園内外で様々な琉球王朝文化を堪能できる催しが実施されているようです。
私が行った日は平日だったので琉球舞踊のみでしたがとっても癒されました。
正殿から先は入場料がかかります。
大人820円、高校生620円、中小学生310円です。
オススメ観光スポット・那覇近辺飲食店
国際通り屋台村
こちらは国際通りの中ほどにある屋台村。全部で20件の小さなお店でできています。
いとこいわく、地元の人は飲みに行かないそう。笑
完全に観光客用の飲み屋さん街という感じです。
しかし店員さんは沖縄の方が多いですし、観光客向けということでとにかく一人でも非常に入りやすく歓迎してもらえます!
同じように旅行や出張で来ている人とも出会えて、とても楽しい時間を過ごすことができました。
一人で飲みに来たけど、どこに行っていいのか分からない・・・地元の人たちの雰囲気に溶け込めるか分からない・・・という方にはとてもオススメです!沖縄料理屋さんを始め、北海道・群馬など様々な種類の屋台が展開されています!
お昼の12時からやっているお店が多いというのもナイスポイント。
メキシコ(MEXICO)
いとこがオススメのタコス屋さんがあるよということで行こうとしたのですが、定休日でした泣
沖縄に住んでいるいとこが一番のオススメタコス屋さんだそうです。
>>地図 : メキシコ (MEXICO) - 宜野湾市/メキシコ料理 [食べログ]
タコス屋 新都心店
で、メキシコの次にオススメというタコス屋に来ました。
タコスとタコライスを頼みましたが、タコス一つ食べただけでとってもお腹がいっぱいに!ちなみにタコス一つ190円でした。安い!
後からかけるソースが結構辛かったです。
タコスって比較的新しい沖縄の名物らしく、おばあちゃん世代の人はあんまり知らなさそう。タコが入っていると真面目に思っているらしい。
しむじょう
こちらは那覇の街が見渡せる丘の上にある沖縄そば屋さんです。
登録有形文化財にもなっている、赤瓦で昔ながらの古民家です。
こちらも叔母の話によると観光客用といった様子・・・
しかしおそばはあっさりしている中で三枚肉の味がしっかりと目立ってとっても美味しかったです。
雰囲気もグッドで、お庭にはシークアーサーの木や綺麗なお花がたくさん咲いていました。
オススメ観光スポット・その他の地域
万座毛
那覇から約一時間、恩納村にある万座毛。
ここは崖がすんごいんです!
なんか事件があったとかいう話も・・・
崖の上からとっても透き通った青い海をぜひ堪能してください!
美ら海水族館
こちらもまた定番ですよね。那覇らからは少し離れた、本部という地域にある「海洋博公園」の中にこの美ら海水族館はあります。
めちゃくちゃ広い公園内です。
沖縄ならではの海の生き物がたくさんいました。ここでしかみられないものたくさんいましたね。
備瀬フクギ並木
美ら海水族館からすぐのフクギ並木。
フクギはとってもしっかりした葉っぱを持っていて、おばあちゃんいわく昔はこの葉っぱを草履にしていたそう・・・
漢字で書くと「福木」だそうで、パワースポットになっています。
この辺りは昔ながらの沖縄の住宅が残っており、沖縄感を感じたい人には大変オススメ!
そんな中にもカフェやゲストハウスがあったり、突然シーサーがたくさん売っていたり・・・
ただ散歩するだけでもとても癒されます。
水牛に乗って観光もできるそう。
古宇利島
今帰仁村(なきじんそん)という沖縄の田舎の方にある村から橋で渡れる離島古宇利島。
沖縄の海で一番綺麗だという噂も。
親戚が今帰仁にも住んでいるので、ついでに連れていってもらいました。
一周もすぐできるくらいの小さな島。
とにかく海がとっても綺麗!
本来は恋人同士で行くであろうハートロックを見に連れていってもらいました。
こちらもとっても素敵なスポットでしたが、浜に降りるまでなかなか険しい道なのでお気をつけてください。
元々古宇利島は、語源が「恋島(くいじま)」とも言われているらしく全国からカップルがたくさん訪れるそう。
私も次はちゃんと恋人と行きたい・・・と思いつつハートロックにお祈りして来ました♡
沖縄旅行観光スポット・行ってみたかったところ編
ここからは今回行けませんでしたが、オススメされたところをお伝えします。
北谷(ちゃたん)
仕事で行ったことがあるのですが今回は行けませんでした。
サンセットビーチという素敵なビーチがあり、「美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジ」という広い敷地内には北谷でシンボル的な観覧車やたくさんの飲食店やショッピングを楽しめます。
元々米軍基地があった場所なので、今もその文化が残っておりアメリカ気分を味わうことができます。
ひめゆりの塔
沖縄戦にて、看護要員として戦場に行かせられた「ひめゆり学徒隊」の慰霊碑です。
祖母は色々な話をする中でよく戦前の話を聞かせてくれます。
その話を聞くと、今生きているだけで本当に幸せなことなんだなと思わされます。
人生で一度は足を運びたい場所の一つです。
ガンガラーの谷
南城市にあるガンガラーの谷。
ここは鍾乳洞が崩れてできた亜熱帯の森だそう。
見学するには専用のガイドツアーに参加しなければならないそう。
ツアーに参加しなくても、入り口にあるケイブカフェには入れるそう。鍾乳洞そのままのとても神秘的なカフェです。
ガイドは予約を。
斎場御嶽(せーふぁうたき)
沖縄一のパワースポットと言われる斎場御嶽。南城市にあり、世界文化遺産に指定されている聖地です。
先ほど紹介した首里城とも関係があるそうで、同じ名称の箇所がいくつかあるそう。
沖縄観光オススメお土産
ここからは私のオススメお土産を紹介していきます。
オススメお土産・食品編
ちんすこう
昔から祖母からおくられてきていましたので、私の中では一番です。
今は様々な味のちんすこうがあります。
値段も安く、気軽にみんなに配れますね。
私のオススメちんすこうはこちら
紅芋タルト
こちらも定番ですね。こんなに美味しい食べ物はないと思っているくらい大好きです。
紅芋って、沖縄から持ちだしちゃいけないんですって。知らなかったです。
私はこちらの会社のものをいつも買っています。
ポーク(スパム)
生でも食べられるって知っていましたか?沖縄の人は、朝ごはんはベーコンエッグの代わりにスパム玉子です。 お味噌汁にも入れるそう。スーパーで買ったほうが安いのでお土産やさんでなくスーパーで買って宅急便で送ることをオススメします。
オススメお土産・化粧品類
ミネラルバスソルトホームスパ
色々な潮が売っている沖縄の「塩屋 まーすやー」にある、雪塩のバスソルト。お風呂に入れてもよし、お水と混ぜてマッサージクリームを作り利用してもよし歯磨き粉に使ってもよしなど、万能なバスソルト。
小さいお試しサイズも売っています。
沖縄のプレミアムルルルン(アセロラ&シークワーサーの香り)
こちらはルルルンパックの沖縄限定バージョン。女性へのお土産に最適です。
アセロラ・シークワーサーどちらも爽やかでスッキリとした香りです。
オススメお土産・雑貨類
琉球グラス
見ているだけでテンションのあがる色鮮やかな琉球グラス。まるで沖縄の海のように綺麗な色のものばかりです。
こちらのお店が有名。
シーサーの置物
定番すぎますがシーサーの置物。
私のオススメは石敢當と一緒になったもの。
石敢當とは、沖縄の住宅などに多く見られる魔除けのようなもの。
外から入ってくる悪いものを防ぐと言われているそうです。
道路から突き当たるところに必ずあるそうです。
女子旅!沖縄旅行オススメ観光スポット・お土産まとめ
いかがでしたでしょうか?私が行った10月末は涼しく大変過ごしやすい時期でした! 一人でも友達同士でも楽しみがいっぱいの沖縄旅行、ぜひ行ってみてください!
寂しいから、お酒。
今まとめているインタビュー記事の中で、印象的な言葉が出てきた。
「恐怖と不安は別物です。恐怖は対象が分かっている。不安は一体何に対して怖がっているのか分からないんです。」
私は、いつも不安だ。それは何が怖いか分からないからだ。
私はいつも、お酒を飲んでしまう。何か分からないけれど、とにかく何かが怖いから、その怖いものから逃れるためにお酒で麻痺させて眠るまでの時間を潰している。
寂しいから、お酒。
多分それは「寂しさ」なんだと思う。
寂しさから逃れるため、感じないでいるため、寂しい時間が早く終わるため。
じゃあ、寂しさってなんなんだろう?
簡単に寂しいって言ってみたけど、寂しいって一体なんだろう?
これこそまさに、「何にわたしは怖がっているのだろう?」
見て見ぬ振りをしてきたけれど、私っていつも何を見たくなくてお酒を飲むんだろう。
一人で過ごす時間?
人とあまりうまく喋れないこの空気感?
とにかく怖い。それはきっと何が怖いのか分からないから抜け出せないのだと思う。
多分、寂しいを悪だと思っているところがあるんだと思う。
なんだかとにかくいつでも寂しい。何かが足りない、満たされない。
毎朝今日は飲まないぞ!と思うのだけれど、仕事が終わる時間とか家に帰る前の時間になると「寂しいの波」とかが襲ってきて、 そこから逃れられるにはそれよりももっともっと魅力的な何かが起きない限り、奇跡としか言いようがないような幸せなことが起きない限り無理なのだ。
この時の私の心情は、「飲めば今日を幸せに過ごせる気がする」でもあるし、「飲まなければ私の人生は終わってしまう」でもあると思う。
ちなみに私は、アルコール依存症外来に行ってしっかりとアルコール依存症ですと言われている。本当にそうだと思う。私は自分でもしっかりと認識している、アルコール依存症なのだ。周りにはそんなことないよと言われるけれど、絶対にアルコール依存症なのだ。
もちろん今だってお酒を飲みながら記事を書いている。
むしろ飲まなければ書けない気すらしている。
お酒を飲んでいる時だけが、本当の自分でいられる。
そして、そういう時は人に嫌われることもあるけど特別に好かれることも多いのだ。
逆に言えば、お酒を飲んでいない時の私なんてつまらないの極みなのだ。
当たり障りのないことしか言えないし、深い深い心の奥なんてお酒を飲んでいる時にしか出てこない。出せない。自分でも認識できないのだ。
だからお酒を飲まなければ穏やかだ。
たまに飲まなくても過ごせる日が続くと、心が荒れない。好きな人にどうしてもあいたい!みたいな衝動が起きない。とにかく平和なのだ。このままお酒を飲まなければ、私は好きな人に会いたいと思うことがないのかもしれないと思うくらい。性欲も全く(いや、ほとんど)生まれなくなる。お酒をやめたら性欲なくなっちゃうんじゃないかという恐怖すら生まれる。そしてそれが寂しいことと思える。
また出てきた「寂しい」というワード。
寂しいからと言って、死ぬわけでもないのになんで人間はこの言葉に結構振り回されるんだろうか。
みんな寂しい?
私の大好きな映画のワンシーンでのセリフ。
「みんな寂しいんだよ。みんな寂しいんだから、寂しいっていうのなんて意味ない。」
みんな、寂しいのをどうやってやり過ごしているのだろうか?
私から見たら、みんな寂しさなんて感じずにとても充実しているように思える。
みんな寂しいなんてとても思えなくなる。寂しいという感情、知ってるんですか?と聞きたくなる。
それでもこんなセリフがあるくらいなので、きっとみんな寂しくて、それでもみんなうまく寂しさとやり過ごしているのだろうか、と思う。
私はまだ、お酒以外に寂しいとの過ごし方が見つけられない。
これも一つの寂しさと過ごす方法なのだろうか。もう少しお金と健康と精神を削がないようなやり過ごし方を見つけたいもんだな、と思う。
今日ももう赤ワイン3杯目。酔っ払って記憶をなくした方が、何も考えなくて済む。
そしてしかし寂しさはお酒を飲む前よりも倍増する。
そんな毎日。
セクハラの線引きに文句を言う人・ハラスメントの意味とは?
先日知り合い(男性)に、半ばキレ気味に
「線引きが分かんねえんだよ!」
と言われた。
私はそのことを思い出すと腹が立って仕方がない。
しかし残念なことに、ネット上・ツイッター等ではよく見かける意見だ。
私はしかし、ネット上だけでなく現実世界に、しかも比較的仲良くしている男性からそのように言われたことがとてもショックで残念だった。
「お前もそうなのか。」と感じてしまった。
セクハラの線引きとは?
まず、「セクハラの線引き」というものについて私の考えを書こうと思う。
そんなものはない。
それが私の答えだ。
なぜなら、人はみんな違う生き物で、何に対していいと思うか、何に対して嫌だと思うか、誰が好きで誰が嫌いか、そんなものはバラバラに決まっているからだ。
セクシャル、を外して考えれば分かることではないのだろうか。
友達同士の関係で、「この人はこういう話をされるのが嫌なんだな」とか、「この人はこういう風に扱われるのは嫌なんだな」ってことはいつでもどんな時でもみんな考えているのではないだろうか?
例えば過去に離婚していて、あまりその話をしたくない、みたいなニュアンスを出した子がいたとしたらその後その話はしないとこうと思うだろう。
そういう当たり前にしていることが、セクシャルがつくとなぜかできなくなってしまう。
私がこの「線引きが分かんねえんだよ!」と言い放った男性に腹が立ったのは、セクハラを訴えられた男性が被害者かのような感覚になっているんじゃないかと感じたからだ。
まず、「自分が人を傷つけてしまった・不快な思いをさせてしまった」という「ハラスメント=嫌がらせ」の部分をすっ飛ばして、「自分はそんなつもりなかったのにセクハラをした男に仕立て上げられることへの恐怖」しか考えていない。
そう感じた。
セクハラをしたと言われたら、社会から消されると思っているのだろうか?
実際に社会で問題になっている様々なセクハラの問題は、どう頑張っても擁護できない、線引きとかの問題じゃないから社会的に問題になっているのではないだろうか。
それにあれだって、セクハラをされたと女性が訴えた時に謝っていれば全然その後の展開が違ったのではないか。
自分はそんなつもりがなかったとはいえ、相手は不快な思いをしてしまった。それに関してまずは謝るのがごくごく当たり前のことなんじゃないのか。
その上で、「嫌な思いをさせているとは思わなかった」、等話せばいいのだ。もちろん分からずにしてしまう人もいるだろうから。
「ハラスメント」という言葉の意味とは?
「ハラスメント」の意味を、今一度考え直してもらいたいと強く思う。
「嫌がらせ」。相手が「嫌がらせをされた」と考えている。
まずはそれを考えるべきなのではないだろうか。
私はよく、セクハラの問題は「いじり」の問題と近いんじゃないかなぁと感じる。
いじりだって、お互いが合意していればオッケーの楽しい交流だ。
しかしそれを見誤ると、いじめになりかねない。
もし、相手の意思を汲み取らずに相手が嫌だと思ういじりをしてしまった場合、
「あれは傷ついたからやめてほしい」と言われたら、まずは「ごめんなさい」というのではないだろうか。その言葉を言わずに、「お前の気にしすぎだ」「お前がいじられたいような態度を見せていたから」などとなったらおかしな話だと思わないだろうか。
たまに「セクハラと直接言われずに陰で言われてたらどうしようもないじゃないか!自分の評判が下がる!」というような反論をしてくる人がいるが、それだってセクシャルなことに限らずそうだ。
先ほど例に挙げたいじりの問題だって、本人に言えずに陰で相談している人はいるかもしれない。どんな人間関係でもそれはあり得る。セクハラだけが特別なものではない。
セクハラだけがこのように特別扱いをされてしまうのは、私はやはり「女は嫌なことがあっても我慢しろ」という気持ちが根本にあるからなのではと思ってしまう。
男性には分からないことが多い、女性の傷つく気持ち、不快感。だから黙っておけ。我慢しろ。そうすれば済むんだから・・・
そんな気持ちが根本にあるのではないか。
線引きが分からねぇんだよという人に改めて問いたい。それは、「=線引きが分からないんだから嫌なことがあっても我慢しろ」という意識が裏にはないだろうか?じゃなかったら、線引きがどうこうという話にならないと私は思う。
自分の中にある気持ちをもう一度問直して欲しい。
人の嫌がる事はしない。してしまったら謝る。それだけのことのはず。