また余計なことを・・・

30代、どう楽しく緩やかに生きよう

依存すれば死にたくならない

ブログを始めて、そろそろ一年が経つ。

ブログというのはこのはてなブログであって、18歳の頃からブログ自体はしているのでブログ歴だけで言えば14年くらいだ。

これがいっちばんはじめの、今思えば本当に子どもだった頃のブログ。顔とかひどい。書いてることもだいたいひどい。

ishikawayumi.blog23.fc2.com

そしてアメブロは途中からオフィシャルに。

ameblo.jp

ありがたいですよね。オフィシャルになる前に「アダルトな方は・・・」と言われた経験もあります。なんとかなったけど。

ブログで稼ぐことができるのかも?と思った。
意外と自分は14年も文章を書くということを続けて来ていたのだった。
それは自分の今までの活動の中で、全く意識をしたことがなかった。

文章を書く仕事をしたことは一度もなかった。
文章を書いてお金をもらうなんて、14年間一度もなかった。

私は肌を出すしか能がないと思っていた。
そうしないと価値がないと信じていた。

しかしむしろ出しても出しても、みじめになるだけだった。自分を嫌いになるだけだった。

何がきっかけで新しくはてなブログを立ち上げたんだっけ?
アメブロはあんまり自由がないからとか、広告収入をもらえないからとか色々な理由。

けどなんか、グラビアアイドルとしての枠じゃなんにも伝わらないような気がして。しかもアメブロは少しでも性的なことを書くと消されたりするし。

そんなこんなで始めたこのはてなブログワードプレスのエロいブログ。

ishikawayumi.com

やり始めたら楽しかった。

オフィシャルでもなんでもないし、もう自分のやりたいようにやろうと思った。

谷間のある写メをたくさん載せなきゃとか、顔写真を載せなきゃとか、そう言ったストレスがなくなった。

ネットで新しくブログを始めるにあたってのアドバイスに書いてある言葉はだいたい、
「ブログをやるにあたってストレスを溜めるな」
「過去の自分に教えてあげたいことを書け」
的なことだ。

だからもう、書きたくない日は書いてないし、男の人に媚びるものは何一つ出していない。
それはとてつもなくストレスフリーな毎日。

で、思ったことが。

先ほど言った「過去の自分に教えてあげたいことを書け」。

これは今でも変わらないんだけど、逆に未来の自分から過去の自分を見ることでもとても救われることが多いことに気がついた。

私は頭が悪いから、同じことを何度も繰り返してしまう。

例えばこのブログ。

www.ishikawayumi.jp

これを書いた時はお酒を我慢できても、すぐに戻ってしまうのだ。
元どおりのアル中。
だから見返す。
寂しさが何か分からないってことすらもう忘れて、寂しさを怖がっている今日。

なんのための学びやったんや!と心から思う。

ただ、そんなもんなのかなとも。
死ぬほど衝撃的な出来事以外はないもんとおんなじくらいなのかしらと。

ただ、今思うのは、過去の自分も未来の自分も私は救いたい。
アル中気味の祖母を見て思ったのだ。
私と全く一緒じゃないかと思って、考えたのだ。

朝から隠して持っていたビールを飲んでいた祖母。
彼女は「寂しい」「口下手だから」「話すの緊張する」と言っていた。

ちなみに祖母はずーっと喋っているしウケるし、飲み屋さんのママもしていたし芸能人がよく来るような飲食店を経営していた。とても口下手とは思えない。

けれど本当の彼女はそうなのかもしれない。
そうじゃなくても、彼女本人がきっとそう思っている。

おばあちゃんに自分を重ねた。「寂しい」「口下手だから」「緊張する」は、私がお酒を飲む理由と全く一緒なのだ。


確実に私にはこの人の血が流れている。そう感じた。
そう思うと、なんとかしてあげられるかもしれないと思った。
おばあちゃんをなんとかしたら、自分もなんとかなるかもしれないから。

おばあちゃんだって飲んでいることにとても罪悪感を感じている。本人が一番自分を責めていると思う。

そこに外部が責めたところでなんの解決にもならない。

とにかく責めれば責めるほど、おばあちゃんはやめられなくなる。
彼女を救えるのはきっと、「今のままのおばあちゃんで大丈夫だよ」と伝えること、あとは「寂しくても死なないよ」と伝えるか、寂しくないようにそばにいてあげるか、なのかなぁ。

相変わらず寂しいへの対処法は全然分からない。
18時以降の過ごし方が全くわからない。軽い恐怖ですらある。
だからお酒を飲む。時間が早く過ぎる。今日が終わる。明日が始まる

死にたい、というよりは生きていてもすることがない、みたいな感じかもしれない。
一人で寝るかお酒を飲む以外の過ごし方が見つからないのだ。

けれど、お酒があってくれてよかったと思う。
以前依存症の病院の先生が教えてくれた。依存するものがなければ自殺してしまうと。

私はお酒に依存できなかったら、死ぬことを本格的に考えたかもしれない。
だから、それを考えたら今生きているだけ全然マシなのかもしれない。
むしろお酒が生かしてくれたくらいなのかもしれない。

人間は、みんな何かしらに依存しているのかもしれない。

それがアルコールやタバコや異性だと非難されることもあり日常生活にも支障をきたすこともある。
それが痴漢や薬物になると犯罪になる。

それが仕事や趣味だと普通の人扱いな気がする。

何に依存しててもいいのだと思う。それは自分が生きようと思えるための、大切な依存だったのかもしれないのだから。
死ななくて済んだのは、それに依存したからなのかもしれないのだから。