また余計なことを・・・

30代、どう楽しく緩やかに生きよう

キングコング西野亮廣さんの「レターポット」について、言い争いになった。

どうもこんにちは。
こじらせグラビア女優の石川優実と申します。

(石川優実 (@ishikawa_yumi) | Twitter)

今日はブロガーさんにもきっとファンの方が多いんじゃないかな?

キングコング西野亮廣さん

twitter.com

が今実現しようとしている、「レターポット」というものについて書きたいと思います。

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私はとっても素敵なサービスだ!と思ったので、知り合いのアーティストの方にこんなのがあってねこんなのがあってねとうきうきしながら説明していたら、めっちゃくちゃ否定されてしまいました。笑

軽く言い争いになって、世の中には色んな意見の人がいるもんだなぁと改めて思ったので、記事に残しておこうと思います。


今日は私のこの「レターポット」に対する気持ちをかかせていただきます。

※私もまだ全てを把握しているわけではないので、間違っていたりしたらぜひご指摘お願いします!!

目次

キングコング西野亮廣さんの「レターポット」

まず、西野さんの提案している「レターポット」とは。

仕組みは単純明快。
一人一人がレター(文字)を入れるポット、『レターポット』を持ちます。

プレゼントを贈りたい人は、運営から1文字10円(※ここは、まだ確定ではありません)で、文字を買います。

たとえば、僕があなたの誕生日に「お誕生日おめでとう…」という500文字の手紙を書きます。
500文字なので、「×10円」で、5000円の請求が僕に来て、
支払いが済み次第、あなたのレターポットに500文字(の手紙)が振り込まれます。
あなたは運営に申請を出して、500文字を5000円にしてもいいし、レターポットに貯まっている文字(レター)を使って、被災地に「頑張ってください」という手紙を贈ってもいい。
その手紙の文字が、そのまま被災地支援になるわけです。

キンコン西野の新サービス『レターポット』の開発費用を集めたい」より

というものです。

もっと詳細はこちらをクリック

camp-fire.jp


実際に紙に文字を書く手紙、という形ではなく、インターネット上でのものになると思うのですが、手紙を送りたい人に文章を打って、それにお金を乗せて送るってことですね。

ギフト券やアマゾンカード、スタバのカードなどなど、人に贈る感覚としては遠くはないかなと感じています。
しかしそれらのものとの違いは、受け取った側は自分の意志で現金に換金できること、送る側はお金だけでなくその人への気持ちも文字数にして表さなければいけないということです。

 「レターポット」は仮想通貨

私も最近やっと仮想通貨について少し調べたりしたのですが、要はこのレターポットも仮想通貨に分類されるものだそうです。

仮想通貨と電子マネー系の違いについてはこちらの記事が分かりやすいです。

www.kasoutuka.biz

私自身がまだ仮想通貨等に関して完全に理解できているわけではないので、リスクや大丈夫な理由などがしっかりお伝えできないのですが、私的にはこの仮想通貨と言うものさえしっかり理解しておけばこの「レターポット」というシステムはとても素晴らしいなと思うのです。

キンコン西野さんの「レターポット」がいいなぁと思った理由

それでは、私が西野さんの「レターポット」っていいなぁと思った理由について書いていきます。

レターポット」ならば、現金で渡さずに現金を提供できる

そもそも私たちは、プレゼントしたい相手に対して現金を渡すということをしない文化の中で育ってきています。

現金を渡す=貢いでいる感覚になってしまう

とかなるんですかね、特に男女の関係性とかだと。
少しさみしくなってしまいますね、確かに。
なので受け取る側も怖いのです。

よく知らない人から現金を受け取る=何かすごいお返しをしなければいけないのじゃないか

と思い、ファンの方から現金をもらうのは確かになにかしらのトラブルに発展しそうでこわいです。

しかし、生活をするために一番必要なのって、結局お金だったりします。
特に売れない芸能生活を送っている人間は、生活をするために時間を割いてアルバイトをしている人がほとんどです。
もちろん芸能活動をする合間にするアルバイトなので時間は限られていますし、よっぽど融通のきくバイトじゃないとそもそも雇ってもらえなかったりします。

なのでグラビアアイドルとかはキャバクラでバイトしたり、中には愛人やパパみたいな人がいたりする子もいるわけですね。
これはある程度仕方がないのかなと思います。
芸能活動ってだいたい東京じゃないとできないし、(まぁ場合とか売り方とかによるけど)東京の家賃って死ぬほど高いし、けど物騒だから女のひとり暮らしで一階は危ないし駅から遠いのも危ないし、オートロック付きが安心だし。
これって贅沢でもなんでもなくて、自分を守るためにしなきゃいけないことなのです。
何かあってからじゃ遅い。
そうなってくると本当に家賃高いし、だったら水商売だったり愛人を作るのって、甘えとか楽したいからとかじゃないことが多いんです。
芸能の仕事をしていくためには、どうしようもないことだったりします。

そういう人に、お金を援助するのはいけないことなのか?
道理に反していることなのか?
と、私は思うのです。

大好きな芸能人が、バイトが大変で心身疲れて、芸能活動を諦めてしまう。
それって、応援している身としては一番避けて通りたいことじゃないでしょうか。
だったら、援助してあげたいと思う人とされたら助かるなと言う人がお互いに気持ち良くそれをするシステムがあっても良いと思うのです。

バイトに明け暮れて、少ない時間を芸能活動して、それももちろん全然良いと思います。
ただ、「苦労=成功する」ではありません。
バイトが忙しい、という理由でオファーが来てやりたい仕事だったのに断ったりしている人を見たことがあります。
なんの為のバイトやねん、と思いますが、実際家賃が払えなかったりしたらどうしようもないですもんね。

なので、大好きなあの人を応援したい。だから、なんらかの形で何かあげたいんだけど、何あげていいのか分からない。という人にはとても良いサービスなんじゃないでしょうか。

めっちゃ余談ですが私が「は?」と思ったのは、5,000円と共に連絡下さい。と電話番号とメールアドレスが書いた紙が入っていたこと。
5,000円で私の連絡先売ってってことなのかな?と思い、すごく嫌な気持ちになりました。
要は5,000円でタレントとしてではなくプライベートでの付き合いをしろってことですよね、私はそう受け取りました。
現金に関してはそんな思い出があります。全然関係ないお話でした。

相手に送る時に「レターポット」ならば余計な気を遣わなくて済む。

これは私がこういう性格だからなのか、人にプレゼントを贈るのがとても苦手です。
いらないものをあげてしまっても迷惑に思われるんじゃないか、センスないと思われるんじゃないか、全然自分のこと分かってないんだなって思われるんじゃないか、逆に重いと思われるんじゃないか、などなど・・・

だから正直、現金で渡しちゃいたいー!ってことが多いんです。
けどそれって相手からしても「え?」って思われるだろうし、そもそも現金で渡すような値段でもなかったりするし・・・

だからもうなんもあげるのやーめた!てか会いに行くのももうやめよ、とか極端に思ってしまうのです。

確実に欲しいものが分かっている場合はすごく楽です。
あと、出産祝いなどは現金で渡していいからすごく助かります。

本当は、どんなものでも相手は喜んでくれるんでしょうけどね。
気にしいな私はどうしても色々考えてしまうのです。

そんな私にとってこの「レターポット」というサービスはとっても魅力的なのです。

レターポット」のレターってのが素敵。

先日、ちょうど大好きな人から手紙をもらったんです。
人に手紙をもらうって、嬉しいですよね。
内容は様々だと思うけど、自分のために手紙を書いてくれたという事実が私は嬉しくて。
そしてね、その手紙に対して返事を書いている時間も私にとってとても幸せな時間だったのです。
だからこそ、その手紙というものにお金というまた別の形の愛情を乗せられるのは嬉しいサービスだと思ったのです。
ただ商品券で送るよりもあったかいものが送れるんじゃないのかな、と感じています。

私はファンレターをもらうのも大好きです。
私のことよく見ててくれてるんだなーって、映画の感想とかもらったりとか活動についてこう思っている、などの気持ちを文字にして伝えてくれたり、時間がある時は直接言って下さったり。とても嬉しいです。
もちろんこれに別にレターポットというサービスがなくったってとても嬉しいです。
そういうことではなくて、ただ現金で渡すより、そこに手紙と言うサービスが付いたら現金で渡すことを冷たいと思わなくて済むのではないでしょうか。

キンコン西野さんが「レターポット」を作ろうと思ったきっかけの差し入れ

ありがたいことに、私も仕事柄差し入れやプレゼントをいただくことが、他の人よりも多いのかなと感じています。
そしてその差し入れと言うものに対して、西野さんと似たような思いをすることが多いのです。

差し入れをいただいて、つらいなと思うこと。

なまものを食べきれない実態

ケーキとかシュークリームとか、よくある差し入れですね。
私は、お菓子とか正直好きでもなければ嫌いでもありません。
ただ、なんでも好きで食べる!とかはないし、自分でお菓子とか甘いものを買うことがあまりありません。

が、イメージ?というか、女なので甘いものは好きなんじゃないのかっていう先入観があるのでしょうか。
いただくことが多いのです。

で、まず正直に言います。
食べられなくて賞味期限が来て捨ててしまうことはめちゃくちゃ多いです。

あ、いただいたやつあるな。けど全然食べたくないな。ダイエット中だし・・・撮影前だから食べれないよな・・・
食べなきゃなー。あ、賞味期限切れてしまった。
ごめんなさい・・・

ってパターンが多いのです。
で、捨てる時ってやっぱりとてもつらいです。
食べ物を粗末にするな世代に生まれてきた人間なので、罪悪感が半端ないのです。

だからね、批判を覚悟で言うならばいらないんですよ。
舞台の差し入れの時にすごく思います。
色々と甘いお菓子の差し入れをいただくんですよね。
シュークリームとかケーキとか、日持ちがしないもの。

けれど、全部とはもちろん言いませんが、最後なくすために配ったり、最悪捨ててしまったり。
お酒好きな人が多い分甘いものを欲してない人が多かったりするのかなとも思いますが、そんな現場を結構見てきました。

なんだろうな。
だれも悪くないのになんかどちらも結果としていいことになっていないんじゃないかというこの感じ。 

仕方ないと割り切れば良いのかもしれません。
差し入れてくれている側の方も、そんなのは分かったうえなのかもしれない。

けれど実際ゴミの量は無駄に出てしまうし、割り切れ割り切れと言っても捨てるときにうーんって思ってしまう。
けど自分の体調を悪くしてまで食べるのも違うと思う。
そもそも差し入れた側がこちらの体調が悪くなることなんて求めているわけがないし。

もちろん、そういうものが好きな相手には送っていいと思うのです。
ただ、こう言った実際の現場の事情も少し知ってもらえたらな、と思うのです。

部屋の収納が追い付かなくなってくる

やっぱりこういうことを書くと、今まで私に差し入れやプレゼントを下さった方を傷付けることにもなるかもしれないし、失礼にもあたると思うのでとてもこわいです。
けれど、その気持ちがそもそもこういうことを招いている原因だとも思うので、今日はしっかり書きたいと思います。

たくさんの、私の好みではない、どう使って良いか分からないものもこの12年間のうちにいただきました。

もちろんそのお気持ちは嬉しいです。わざわざ私のために嬉しいです。
ただ、物理的にとっておくことができないこともあります。
ただでさえ狭い東京の部屋です。

正直に言いますが、今までいただいたもので捨てたものもたくさんあります。
有り難くずっと使わせていただいているものもあります。

けれど分かっていてほしいのは、捨てるときに平気な気持ちで捨てているわけではないこと。
家に使わないものが溢れていくことは、意外とストレスがたまっていくということ。

自分で買ったものを捨てるのはすっきりしますが、他人にいただいたものを捨てるのは、やはりここでも罪悪感が生まれます。

キンコン西野さんの「レターポット」について、言い争いになった事

タイトルでもありますが、アーティストさんと話していてちょっとした言い争いになりました。その論点を書いていきます。

レターポット」の出現により、「手紙」だけの価値がなくなってしまうのではないか

お金がない小さな子などが、自分が手紙を書くときに「レター」としての価値がないんじゃないか、と思ってしまうのじゃないか。とのことでした。

「う、確かに・・・」
と思ってしまいました。
だたこれは、手書きの手紙とネット上などで扱う「レターポット」というサービスは差別化ができると思いました。

手書きの手紙はそれだけでとても素敵なものだと思うから、それで良いじゃないかーと感じました。

あとも色んなことで言い争いはしたのですが、二人ともお酒を飲みながらだったのでほとんど忘れてしまいました。笑 へへっ

思い出したらまた追記していきます。

キングコング西野亮廣さんの「レターポット」について・まとめ

誤解してほしくないのは、差し入れを迷惑とか、現金でよこせよ!って話ではないのです。
甘い食べ物を欲している人に甘い食べ物をあげるのは至極当然のことだと思いますし。

そうでなく、自分の自己満足で良いなら何を渡しても良いと思います。
ただ、もちろんそれをどう受け取るかは受け取る側の自由です。
相手が望まないものをあげて、ゴミになって捨てられて、渡す側は本当にそれを望んでいるのかな?と言うことです。
受け取る側は喜んで何でも有り難いと思わなければならない、っていうのは違うと思うのです。

この「レターポット」は、応援したい、差し入れしたい、だから本当に必要としているものをプレゼントしたい。という人にはとても良いサービスだと思います。

私の個人的な意見としては、差し入れなんていらないから、何かある時に会いに来てくれたら嬉しいなぁ。それだけで十分なんです。
それに私の活動に関する手紙なんかももらえたら最高に嬉しいかな。

もちろん私がほしいと思っているものをいつも下さる方にも本当に感謝しています。
私のファンの方って本当に優しくて、私が好きな歌手とか作品とか、しっかり調べて何か下さる方が本当に多いのです。気持ちだけでも嬉しいのにこれは本当に嬉しいです。

ただ、何かあげなきゃって思わないでほしいのです。
応援をしてくれている、それだけでとっても有り難いことです。

今回書いてみて、この問題を言葉にするのってすごく難しいんだなと感じました。
多分、この記事を読んで
「ファンの純粋な気持ちを受け取れないなんて冷たい人間だ」
という意見ももらいそうな気がします。

そういうことじゃないんだよ、っていうことがいつかこの西野さんの「レターポット」サービスが実現して浸透して、より多くの方に伝わる日が来ることを願っています。

そんな西野さんが書いた最強のビジネス本。